僕の闘病記【最新記事】

49.大腸カメラレビュー② インサート


2017.04.03

 

前回「大腸カメラレビュ① 事前準備」のつづき

 

オムツを汚すことなく病院へ着いた僕に死角はなかった。

 

ウンチが液体になる薬を飲み始めてから、既に3時間は経っている。

 

度々ケツからおしっこ的なものが出るものの、その色は透明に近い黄色になっていた。

 

トイレなり、お腹の具合なり、オムツの脱着なりは、もう慣れたものである。

 

そして万全の状態で大腸カメラ検査室へと向かった。

 

検査着は黒い布のハーフパンツで、お尻の穴の部分に切れ目が入っている。

 

上は膝丈まであるロングコート的なやつで、しっかりお尻まで隠せる。

 

着替えて検査室のベッドへと横たわる。

 

膝を曲げ、先生の方へケツを向けた体勢。

 

「よろしくお願いします」

 

大きな声で言えました(笑)

 

自慢じゃないが、僕はケツの穴に自信がない。

 

時折かゆみが襲うし、かきすぎて穴周りから出血した事もある。

 

おそらく傷やら腫れやらもあるだろう。

 

その点も踏まえての

 

「よろしくお願いします!」

 

である。

 

「穴周りも診ておきますね」と笑顔で答えて頂き、検査開始!

 

ドキドキのインサート

 

ゼリー状の麻酔?をケツの穴周りに塗り、しばらく経ってからインサート。

 

ヌルッ!と入ってくる感じ。

 

思ったより違和感もなく、順調に奥へと進んで行った。

 

どんどん進んで行くと、中から圧迫された様な痛みが時々あった。

 

膀胱付近で1回、みぞおちのあたりで1回くらい。

 

「恥ずかしいと思いますが、オナラしちゃうと楽になりますよ」

 

と、言われた。

 

空気も一緒に入るらしく、それが圧痛となみたい。

 

僕には恥ずかしさなど微塵もない。

 

故に大きなオナラで先生の期待に応えたかったが、出なかった。

 

悔しいです!

 

20分くらい奥へと進み、大腸から小腸へと入ったあたりで

 

「はい、もう奥まで来ました」

 

と先生。

 

ここからは抜きながら写真とっていくとのこと。

 

抜きながら見ていくと

 

先生「小さなポリープがありますね」

 

、、、

 

ポリープ!?

 

僕「えっ、マジすか先生!」

 

先生「大丈夫、絶対悪性ではないから(笑)

 

大きさも小さいし、まぁ一応組織は取っておきますね」

 

そのままハサミみたいなのを用いて、ポリープごと取ってくれた。

 

先生「小さかったんで、そのまま取っちゃいました(笑)」

 

先生GJ

 

絶対なんて世の中にないとはわかっていながらも、絶対と言ってくれた先生に感謝。

 

更に、丸ごと取ってくれた先生に深い感謝。

 

優しい先生で何よりでした!

 

その後はスルスルと抜いていき、検査は終了しました。

 

腸管ベーチェットに見られる潰瘍もなくキレイな状態であったことに安心しました。

 

「ポリープの結果だけ一応お話ししますから、次回また来て下さいね」

 

と言われ、検査室を後にしました。

 

ポリープは想定外でしたが、痛みレベルも知れており、検査のツラさは特に感じませんでした。

 

定期的にやって行きたいと感じました。

 

しばらくはお腹の張り(空気が入ったことで)がありますが、時間と共に治っていくそうです。

 

その後、空が飛べそうなくらいオナラが出ましたが、飛んで帰ることは出来ず、車で1時間かけて帰りました。

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