ベーチェット病 + IgA腎症を抱える男の明るい闘病記

ベーチェットの星になる

ベーチェット病の治療

僕が体験、調べた限りをザックリとまとめています。

治療方針

ベーチェット病による炎症は、ほとんどの場合なにもしなくとも2週間ほどで引いていく。

極端な話、予後が悪くないものは放置しておいても構わない。

が、予後の悪い場合炎症の部位痛みの強さなどによって、下記の2つの治療方針がある。

  1. 起こった炎症をしずめる治療
  2. 炎症を起こさないようにする治療

1.起こった炎症をしずめる治療

  • 口内炎
  • 皮膚症状
  • 外陰部潰瘍
  • 関節痛

これらの症状の予後は悪くない

この場合には起こった炎症をしずめる治療が一般的である。

・塗るステロイド
・飲むステロイド
・何もしない

炎症をしずめるにはステロイドを使うことが多い。

また軽い症状や生活に大きな支障がないのであれば何もしないでもよい。

2.炎症を起こさないようにする治療

  • 眼症状
  • 特殊型ベーチェット

これらの症状は炎症を繰り返すことで重大な予後不良となり、場合によっては生命にかかわる事態となる。

そのため、いかに炎症を起こさせないかが重要となる。

炎症を起こさせない為に必要なのが免疫抑制剤

効果が高いぶん副作用も強い。

効果と副作用のバランスを見ながらの治療が必要で、その判断が医師の腕の見せどころと言える。

 

ベーチェット病の治療に使われる主な薬

副作用は書ききれないため作用や注意事項に限定してまとめてます。

ステロイド系

塗るステロイド(リンデロン、アルメタ等)

炎症による腫れ、赤みを局所的に抑えます。

ステロイドの強さによって薬品名が変わります。

皮膚、口内炎、目(点眼)、陰部など、様々な部位に使われます。

 

飲むステロイド(プレドニン)

最も標準的なステロイド薬。

炎症をしずめたり免疫系を抑えたり幅広く使われています。

長期服用は、脂肪沈着が起こりやすくムーンフェイスぽっこりお腹などを引き起こす。

 

免疫抑制剤

コルヒチン

ベーチェット病による発作予防の第一選択薬

シクロスポリンとの併用には注意が必要。

服用中は男女とも避妊が必要。

グレープフルーツは血中濃度を高めるので控えること。

 

シクロスポリン(ネオーラル)

コルヒチンで不十分な場合に使用。

コルヒチンとの併用には注意が必要。

女性の妊娠中は服用できない

グレープフルーツは血中濃度を高めるので控えること。

 

アザチオプリン(イムラン)

海外ではよく使われるが日本ではあまり使われない薬。

服用中は、男女とも避妊が必要。

 

メトトレキサート

関節リウマチの世界的標準薬

ベーチェット病では神経症状に有効。

服用中は、男女とも避妊が必要。

 

レミケード(インフリシキマブ)

炎症抑制に絶大な効果を持つ生物学的製剤。

2ヶ月に一回の点滴で投与する。

シクロスポリンなどでも不十分な難治性に使用する。

効果がとても高いぶん副作用も多い。

使用には塾考を重ねること。

 

ヒュミラ(アダリムマブ)

レミケードよりも後に承認された生物学的製剤。

2週間に一回の注射で投与する。

レミケードにはマウス由来の蛋白質が含まれているのに対し、ヒュミラはヒト由来の蛋白質から作られており、副作用が少ないとされている。

 

ステロイドパルス治療

パルスとは、ごく短時間だけ流れる衝撃電流という意味。

短時間で大量のステロイドを使い劇的な効果を得る治療。

症状が強く出てしまった場合や早急に炎症を抑えたい場合に行う。

一般的には500-1000mg3日連続で点滴投与していく。

短期間の投与であれば大量のステロイドを用いても副作用は少ないことがわかってきた。

が、入院しながら医師が慎重に判断していくことが求められる。


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