ベーチェット病 + IgA腎症を抱える男の明るい闘病記

ベーチェットの星になる

18.レミケード開始

2015.07.23

 

レミケードとは、

 

TNFαという炎症に関わる物質の働きを抑える免疫抑制剤

 

TNFαはもともと人体に存在するが、関節リウマチではこれが異常に増加しており、炎症を起こす原因と考えられている。

 

つまり、炎症の原因と思われる物質(免疫)を抑える薬である。

 

日本では最初、関節リウマチの治療薬として認可を受けたが、ベーチェット病での効果も認められその後認可された。

 

 

 

抜群の効果

 

レミケードは3時間ほどかけて点滴で投与する。

 

初回、2週間後、4週間後、8週間後、と少しずつ投与間隔を伸ばしていき、その後は8-10週間間隔で定期的に投与していく。

 

レミケードの特徴は速攻性である。

 

投与開始から4-6週くらいで非常に高い改善効果を確認できる。

 

それだけ良く効く薬なので、当然副作用もありる。

 

軽いものでは、咽喉頭炎、発熱、発疹、ウイルス感染、頭痛、など。

 

重いものでは、感染症、結核、アナフィラキシーショックなどがある。

 

こういった副作用を懸念して、日帰りではなく数日間の入院での投与しか行わない病院もある。

 

こう聞くと、入院して投与する方が安心ではあるが、僕の場合は日帰りで帰れるメリットをとった。

 

僕はレミケードを開始してから、眼の発作が一度もない。

 

ネオーラルの時から安定はしていたが、レミケード始めてからは「全くない」というレベル。

 

黒点すら見当たらない。

 

さすがレミケード!

 

心配されていた感染症やアレルギー反応もなく、今のところ(投与6回目)までは順調そのもの。

 

「治ったんじゃね!」

 

なんて思えてくる。

 

今ではレミケード投与の3時間を、「どう楽しむか?」でワクワクするくらいである。

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