ベーチェット病 + IgA腎症を抱える男の明るい闘病記

ベーチェットの星になる

38.変形赤血球、増量中


2017.02.02

 

前回の続き

 

泌尿器科での診察を終えて、内科へと行ってきた。

 

膀胱鏡検査でも正常であれば、尿潜血の原因は当初の予想通り、腎臓の可能性が高まる。

 

尿検査の結果、

 

尿潜血+3に加え、

 

変形赤血球が増えているそうです。

 

ガーン( ̄◇ ̄;)

 

変形赤血球とは、
尿中に赤血球が混入した状態を血尿と言う。
その赤血球の形が変形している場合、それを変形赤血球と言う。
因みに変形してないものは均一赤血球と言う。
赤血球が変形する要因としては、
・腎臓の濾過機能の異常
・尿管通過時の圧変化
があり、一般的に
変形の割合高い → 上部尿路疾患
変形の割合低い → 下部尿路疾患
を疑う。

 

変形赤血球の割合が、1月は5%以下だったのに対し、2月は5-39%増えていたのだ。

 

もともと「腎臓かもね?」と言われてたが、それ以外の重大な病気(腎臓ガン、膀胱ガン、前立腺ガン)などの可能性を否定しておきたいとの事で、腎生検は見送られて別の検査をしてきた。

 

別の検査で異常なし
    ↓
変形赤血球の割合増

 

との事で、腎臓の可能性が色濃くなってきた。

 

内科の先生「腎生検しようか」

 

と腎生検に踏み切るのであった。

 

先生「1週間の入院が必要な検査だから、仕事の予定もあるでしょう」

「そんなに急ぐ必要はないから、会社と話し合って決めてきて下さい」

 

僕「急がないって、どれくらい先でもいいんですか?」

 

先生「うーん、1年先って言われたら遅すぎかな」

 

僕「、、、」

 

先生「ひとまず2週間後に、腎生検外来を予約しておくから、その時までに会社に話しておいたら?」

「来月中(3月中)くらいでいいんじゃないかな」

 

なんか謎に余裕のある感じが、嬉しいのか?悲しいのか?何とも言えない柴田であった。

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