2015.07.23
レミケードとは、
TNFαという炎症に関わる物質の働きを抑える免疫抑制剤。
TNFαはもともと人体に存在するが、関節リウマチではこれが異常に増加しており、炎症を起こす原因と考えられている。
つまり、炎症の原因と思われる物質(免疫)を抑える薬である。
日本では最初、関節リウマチの治療薬として認可を受けたが、ベーチェット病での効果も認められその後認可された。
抜群の効果
レミケードは3時間ほどかけて点滴で投与する。
初回、2週間後、4週間後、8週間後、と少しずつ投与間隔を伸ばしていき、その後は8-10週間間隔で定期的に投与していく。
レミケードの特徴は速攻性である。
投与開始から4-6週くらいで非常に高い改善効果を確認できる。
それだけ良く効く薬なので、当然副作用もありる。
軽いものでは、咽喉頭炎、発熱、発疹、ウイルス感染、頭痛、など。
重いものでは、感染症、結核、アナフィラキシーショックなどがある。
こういった副作用を懸念して、日帰りではなく数日間の入院での投与しか行わない病院もある。
こう聞くと、入院して投与する方が安心ではあるが、僕の場合は日帰りで帰れるメリットをとった。
僕はレミケードを開始してから、眼の発作が一度もない。
ネオーラルの時から安定はしていたが、レミケード始めてからは「全くない」というレベル。
黒点すら見当たらない。
さすがレミケード!
心配されていた感染症やアレルギー反応もなく、今のところ(投与6回目)までは順調そのもの。
「治ったんじゃね!」
なんて思えてくる。
今ではレミケード投与の3時間を、「どう楽しむか?」でワクワクするくらいである。