ベーチェット病 + IgA腎症を抱える男の明るい闘病記

ベーチェットの星になる

41.そして腎生検へ


2017.02.20

 

抗生剤を飲み、茶色いおしっこは瞬く間に改善された。

 

CRPの値も正常になり、1週間越しの腎生検が決まった。

 

○腎生検のスケジュール
月曜:腎生検に備えた検査やシミュレーション
火曜:本番〜6時間絶対安静
水曜:安静 歩行可能
木曜:安静 シャワー可能
金曜:退院前検査
土曜:退院

 

2月20日 月曜日(初日)

 

13時に病院に着くと直ぐさま病室へ。

 

因みに絶対安静が6時間あると聞いていたので、個室をお願いした。

 

部屋に着くとそのまま採血、採尿、血圧、心拍、体温などの基本検査が瞬く間に終わり、後は自由時間。

 

パソコン持ち込み可、インターネット環境有りなので、やりたい放題である。

 

腎生検では入院中の尿の量を測るため、おしっこは全て紙コップに出して毎回量を記録していく。

 

400ml入る計量紙コップが部屋の片隅に大量に積まれている。

 

自慢じゃないが、俺の本気のおしっこは400mlでは足らないぜ!

 

、、、

 

夕方になると腎生検担当の先生(30代前半の若い男)が部屋に来て、問診が始まる。

 

何聞かれたか覚えてないので、大した話はしてないと思う。

 

その後、本番に備えたシミュレーションが行われる。

 

実際に本番で使われる処置室に入り、うつ伏せになりエコーで腎臓の位置を確認する。

 

位置が決まると、

 

「息をすって〜、ゆっくりはいて〜、ハイ止めて!」

 

止めたタイミングでブスッと来るんだろう。

 

 

 

腎臓の位置が定まらない!?

 

そんなことより気になったのが、腎臓の位置を確認するのにだいぶ戸惑っていたこと。

 

30代若男「んんン? これ骨か?カブってて見えないなぁ〜」

 

とか言ってる。

 

ベテランの先生(40代の女)が来て

 

べ女「こうやって、こうやったらホラ、イケるじゃん」

 

て、あっさりクリア。

 

僕「べ女先生にお願いしたいなぁ〜ハァト」

 

なんて心の中で思っていた。

 

べ女先生の指導もあり若男先生も位置確認がスムーズになって来た。

 

位置確認が終わると体にそれをマークする。

 

といっても、油性ペンで印を書くだけ。

 

その後さらに若男の後輩とみられる医師も参加し

 

後輩「こ、こうですか?」

 

若男「うん、こうやって、こうやって」

 

みたいな指導も始まった。

 

僕「えっ!お前もやるの!?」

 

とか思ったけど、黙っておいた。

 

一体、本番は誰がやるんだろう?

 

なんて不安がよぎる。

 

その後何度か「息をすって〜、、」のくだりを繰り返しシミュレーションを終えた。

 

とにかく明日の成功を祈るのみ!

  • B!