2017.10.14
扁桃腺摘出手術(以下扁摘)を終え、退院しました。入院から退院までのスケジュール、痛み、リスク、感想などをここに記します。
今回は痛みとリスクについてまとめました
扁桃腺摘出手術の痛み
手術中は全身麻酔なので痛みは皆無です(笑)
心配なのは麻酔が切れてからの痛みだと思いますが、僕の場合は大して痛くなかったです。
全員が同じ痛みとは言えないので断言は出来ませんが、手術後の痛みには大きな心配はいらないと思います。
日によって痛む時もありますが、痛み止めのシロップや錠剤(溶かして飲むことも可能)などもあるので、大きな苦痛を長時間感じることは無かったです。
強いて言えば、手術中の器具使用による口内炎が痛かったかな?という程度。
手術には口を大きく開けたままにしておく器具を使うのですが、その器具が当たってたであろう部分(ベロや唇)に数日後、口内炎が出来ます。これがソコソコ痛いが口内炎に対しても塗り薬を処方してくれるため何とかなる痛み。
僕は入院中、ベッド上でずっーとパソコンをイジっていて時間を忘れるほど集中していました。そこまで集中出来るほどなので痛みには悩まされなかったですね。
- 飲み込む時の痛み
- 手術中の器具による痛み
この2つの痛みがありますが、どちらも大した痛みではなかった。というのが僕の感想です。
扁桃腺摘出手術のリスク
全身麻酔のリスクは除外しています
大きなリスクのない手術ではありますが、その中でも最大のリスクは手術後の出血です。
この手術の入院期間がここまで長いのも、手術後の出血ケアがメインです。
扁桃腺摘出手術では摘出時の傷口を縫ったりしません。傷口はそのままで自然に塞がるのを待ちます。これはすぐに縫うことで、喉を変に締め付けたり、違和感を残したりするのを防ぐためだそうです。
自然とカサブタが出来て、自然とカサブタが剥がれて、元通りになるのを待つのです。このような理由から術後の出血のリスクが高いそうです。
病院の先生曰く全体の5%くらいに術後の出血が見られるとのこと。特に危険なのが手術直後とカサブタが剥がれる時。カサブタは手術から1週間ほどで剥がれてくるらしく、そこを乗り越えれば出血のリスクはほぼない!と言ってました。
そして万が一出血が起こった場合、血は決して飲み込まないこと。
この時の出血はビックリするほどドロドロです(体験者談)。飲み込むことで気管を塞いで呼吸が苦しくなる。最悪窒息もあり得る。と、ただの出血とは次元の違う怖さを秘めているのです。
ということで、扁桃腺摘出手術の最大のリスク「出血」を未然に防ぐための注意事項をまとめました。
出血させないための注意事項
- かたい食べ物を食べない
- すする物(麺類など)を食べない
- 炭酸、刺激物を食べない飲まない
- ガラガラうがいをしない
- 咳、あくび、くしゃみ、我慢
- なるだけ下を向かない(体験者談)
直接喉を通る物、喉に圧力がかかる事などがある。
カサブタが取れて退院した人が、柿ピーを食べて出血し再入院した!という話を聞きました。退院後もしばらくは注意が必要だそうです。
炭酸、刺激物、コーヒーなども傷口によくない。すする食べ物は、すする時にかかる飲圧がよくないそうです。
入院中は喉をケアした病院食なので問題ないが、退院直後は自分(家族)でのケアが必要である。
食べ物以外では、うがい、歯磨き、咳、あくび、くしゃみ、など多数の注意事項がある。
生理現象は防ぎようがないが可能な限り我慢した方がいい。僕はこの期間、咳、あくび、くしゃみは気合で抑えました。人間死ぬ気になれば出来るもんです(笑)
扁桃腺摘出手術のリスクは以上です。