2016.12.19
※レミケードインパクト その②つづき
アナフィラキシー・ショックで全身がかゆくなり、レミケードを中断した。
そこから看護婦さんの怒涛の説明が入った。
・レミケードの副作用としては、あり得ることである
・ショックが出た場合、アレルギー反応を抑える薬と併用して使っていく必要がある
・それで良さそうであれば、今後はそれと併用してレミケード継続
・それでもダメならレミケード自体をやめて、別の治療薬に切り替える
などなど。
説明を受けながら、血圧計やら心電図やらを取り付けられた。
まさにその最中、ベッドの上で調べていた。
アナフィラキシー・ショックの恐怖
日本でのアナフィラキシー・ショックによる死者は、年間70人ほど。
その原因となるものはこちら
薬物 40%
蜂毒 22%
不明 18%
食物 4%
恐ぇーと思ってた蜂よりも薬物のが多いのね。
そうこうしてるうちに、B先生(内科の主治医)が来てくれた。
B先生「体調はどう?」
懸命な看護婦さんたちのお陰で、その時もうかゆみは引いていた。
僕「今はもう大丈夫です」
B先生「うーん、レミケードどうしようね」
僕「えっ!?」
B先生「いや、アレルギー反応が出てしまうと、レミケード継続を考えなきゃいけないんだよね」
レミケードを投与すると、レミケードに対する抗体ができる。
その抗体がレミケードに反応して、アレルギー反応を起こす事があるらしい。
蜂のケースと理屈は同じだ。
そして、一度アレルギー反応が出るとそれからも出続ける傾向にあるらしい。
初回で起こるケースもあれば、続ける事で起こるケースもあるらしい。
とにかくアレルギー反応が出てしまった僕に、レミケード継続が危ぶまれる状態となった。