朝起きて「視力の確認」をするのが日課となった。
薬を服用していても、発作は度々起きていた。
眼の発作が起こると
- 黒点が大量に出る
- 水中の視界
- 常に眩しい
などの症状が出て、視力が下がる。
眼のどこに強い炎症が起こるかで見え方が変わるらしい。
眼の中央で炎症が起き、水が溜まる事から起こる水中の視界は、かなりの視力低下となる。
携帯の文字も読めないほどだ。
だいたい2週間もすれば元に戻るが、
眼の発作は、繰り返すほどに回復しなくなる
と聞いてるので、発作の度に恐怖が襲ってくる。
「今回はちゃんと回復するんだろうか」
と。
発作を予防するための、コルヒチンの量だけが増えていく辛い時期が続いた。