ベーチェット病 + IgA腎症を抱える男の明るい闘病記

ベーチェットの星になる

7.やまない発作

 

朝起きて「視力の確認」をするのが日課となった。

 

薬を服用していても、発作は度々起きていた。

 

眼の発作が起こると

  • 黒点が大量に出る
  • 水中の視界
  • 常に眩しい

などの症状が出て、視力が下がる。

 

眼のどこに強い炎症が起こるかで見え方が変わるらしい。

 

眼の中央で炎症が起き、水が溜まる事から起こる水中の視界は、かなりの視力低下となる。

 

携帯の文字も読めないほどだ。

 

だいたい2週間もすれば元に戻るが、

 

眼の発作は、繰り返すほどに回復しなくなる

 

と聞いてるので、発作の度に恐怖が襲ってくる。

 

「今回はちゃんと回復するんだろうか」

 

と。

 

発作を予防するための、コルヒチンの量だけが増えていく辛い時期が続いた。

  • B!